『白紙投票』ってどうなのよ?

福島 敏之

2019年07月16日 22:36

今度の日曜日は、参議院選挙の投票日ですね。
みなさん投票にいきましょう。

ところで、俳優の浅野忠信さんの「投票は白紙でもいいんだって」というツイートが波紋を呼んでいるようです。

『白紙投票』と『棄権』。
「『白紙投票』も『棄権』も同じだ。」という意見もあるかと思いますが、個人的には全く別物だと考えています。
『白紙投票』
少なくとも、投票という権利を行使しています。
『棄権』
自分の権利を放棄しています。

例えば、国民の義務の代表的なものに『納税の義務』がありますが、国が『納税の義務』を放棄してくれますか?特別な事情がない限り、まず放棄してくれません。

投票は、国民の権利のひとつです。
それを放棄するなんて、もったいない。

最近、ネット上で政治に対する批判をよく見かけますが、みんな選挙に行っているのかなぁと感じることがあります。
投票を棄権しておいて、政治を批判するのはどうなの?と思ってしまいます。
そんな自分も、若いころは何度か棄権したことがあるので、えらそうなことは言えないのですが・・・。

『たかが一票、されど一票』
せっかくの権利を行使していみてはいかがでしょうか?

誰に投票していいかわからない?
大丈夫です!投票所には候補者の氏名や政党がきちんと表示されていますから。
自分が「この人だ!」と思う候補者または政党に投票してください。
どうしても投票したい人がいないという人は、そのときは『白紙投票』という手段もあるでしょう。

選挙のたびに、若者の投票率の低さが話題になります。
『若者の投票率が上がれば、政治家も若者の意見を無視できないのに。』と、おいちゃん(おじさん)は思ってしまいます。

みなさん、令和最初の国政選挙、ぜひ投票に行きましょう。










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